Win32_Tpm クラスの Enable メソッド
Win32_Tpm クラスの Enable メソッドを使用すると、TPM 所有者は TPM を有効または再開できます。
このメソッドを実行するには、TPM に所有者が既に存在している必要があります。 所有者がまだいない TPM を有効にするには、 SetPhysicalPresenceRequest メソッドを 使用します。
構文
uint32 Enable(
[in, optional] string OwnerAuth
);
パラメーター
-
OwnerAuth [in, optional]
-
型: string
TPM 所有者を識別する文字列。 この文字列は、20 バイトのバイナリ データを含む base64 でエンコードされた文字列である必要があります。 パスフレーズをこの予期される形式に変換するには、 ConvertToOwnerAuth メソッドを使用します。 OwnerAuth パラメーターが指定されていない場合は、レジストリから読み取られます。
戻り値
型: uint32
すべての TPM エラーと TPM 基本サービスに固有のエラーを返すことができます。
次の表に、一般的なリターン コードの一部を示します。
リターン コード/値 | 説明 |
---|---|
|
メソッドは正常に実行されました。 |
|
指定された所有者承認値は、要求を実行できません。 |
|
TPM は辞書攻撃から防御しており、タイムアウト期間です。 詳細については、 ResetAuthLockOut メソッドを参照してください。 |
解説
マネージド オブジェクト形式 (MOF) ファイルには、Windows Management Instrumentation (WMI) クラスの定義が含まれています。 MOF ファイルは、Windows SDK の一部としてインストールされません。 サーバー マネージャーを使用して関連付けられたロールを追加すると、サーバーにインストールされます。 MOF ファイルの詳細については、「 マネージド オブジェクト形式 (MOF)」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
名前空間 |
Root\CIMV2\Security\MicrosoftTpm |
MOF |
|
[DLL] |
|
関連項目