Utilities オブジェクト
[ Utilities オブジェクトは、[要件] セクションで指定したオペレーティング システムで使用できます。
Utilities オブジェクトは、base64 から乱数の生成、変換、エンコードとデコードを行う機能を提供します。
使用する場合
Utilities オブジェクトは、次のタスクを実行するために使用されます。
- 文字列を base64 としてエンコードするか、base64 から文字列をデコードします。
- バイナリパック文字列をバイト配列に変換し、その逆を行います。
- バイナリパック文字列を 16 進文字列に変換します。その逆も同様です。
- セキュリティで保護された乱数を生成します。
- 現地時刻を協定世界時 (グリニッジ標準時) に変換し、その逆を行います。
メンバー
Utilities オブジェクトには、次の種類のメンバーがあります。
メソッド
Utilities オブジェクトには、次のメソッドがあります。
メソッド | 説明 |
---|---|
Base64Decode | base64 から文字列をデコードします。 |
Base64Encode | 文字列を base64 としてエンコードします。 |
BinaryStringToByteArray | バイナリパック文字列をバイト配列に変換します。 |
BinaryToHex | バイナリパック文字列を 16 進文字列に変換します。 |
ByteArrayToBinaryString | バイト配列をバイナリパック文字列に変換します。 |
GetRandom | セキュリティで保護された乱数を生成します。 |
HexToBinary | 16 進数の文字列をバイナリパック文字列に変換します。 |
LocalTimeToUTCTime | コンピューターの現地時刻を協定世界時に変換します。 |
UTCTimeToLocalTime | 協定世界時をコンピューターの現地時刻に変換します。 |
解説
Utilities オブジェクトは作成でき、スクリプトを作成しても安全です。 Utilities オブジェクトの ProgID は CAPICOM です。Utilities.1。
要件
要件 | 値 |
---|---|
再頒布可能パッケージ |
Windows Server 2003 および Windows XP の CAPICOM 2.0 以降 |
[DLL] |
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