バックアップ機関を使用したセッション キーの格納
通常、 バックアップ権限 を使用してセッション キーを格納するアプリケーションは、次の手順に従います。
バックアップ機関を使用するには
- 通常どおりファイルを暗号化します。
- ファイルの暗号化に使用する セッション キー を 単純なキー BLOB にエクスポートし、キー BLOB の暗号化に独自の キー交換公開キー を使用するように指定します。 暗号化されたファイルを使用して、このキー BLOB を格納します。
- セッション キーをもう一度エクスポートします。今回は、バックアップ機関の公開キーを使用してキー BLOB を暗号化することを指定します。 このキー BLOB を、キーの説明、シリアル番号などと共にバックアップ機関に送信します。
キー ペアが失われた場合、キーの所有者の ID を確立できる場合は、バックアップ機関からキーを取得できます。 ID を確立するための手順は、特定のバックアップ機関のポリシーによって決定され、CryptoAPI は含まれません。
セッション キーを作成し、そのキーをディスク ファイルに書き込むことができる 単純なキー BLOB にエクスポートするために必要なコードについては、「 例 C プログラム: セッション キーのエクスポート」を参照してください。