CNG DPAPI 定数

CNG Data Protection API では、次の定数が使用されます。

NCRYPT_DESCR_DELIMITER_AND

L" AND "

AND 区切り記号の保護記述子文字列をテストするために使用できます。

NCRYPT_DESCR_EQUAL

L"="

等号の保護記述子文字列をテストするために使用できます。

NCRYPT_DESCR_DELIMITER_OR

L" または "

OR 区切り記号の保護記述子文字列をテストするために使用できます。

NCRYPT_KEY_PROTECTION_ALGORITHM_LOCAL

"LOCAL"

LOCAL 保護記述子は、次の定数で識別されるログオン セッション、現在のユーザー、またはローカル コンピューターへのコンテンツを保護します。

• NCRYPT_KEY_PROTECTION_LOCAL_LOGON
• NCRYPT_KEY_PROTECTION_LOCAL_USER
• NCRYPT_KEY_PROTECTION_LOCAL_MACHINE

NCRYPT_KEY_PROTECTION_ALGORITHM_SDDL

"SDDL"

セキュリティ記述子情報を含む SDDL (セキュリティ記述子定義言語) 文字列にコンテンツを保護します。

NCRYPT_KEY_PROTECTION_ALGORITHM_SID

"SID"

SID 保護記述子には、グループまたはプリンシパル ID が含まれています。

NCRYPT_KEY_PROTECTION_ALGORITHM_WEBCREDENTIALS

"WEBCREDENTIALS"

ユーザーの Web アカウントの資格情報を保護します。

NCRYPT_KEY_PROTECTION_LOCAL_LOGON

"logon"

現在のログオン セッションのコンテンツを保護します。 ログオフまたは再起動後、ユーザーは保護されたコンテンツの暗号化を解除できません。

NCRYPT_KEY_PROTECTION_LOCAL_MACHINE

"machine"

ローカル コンピューターにコンテンツを保護します。 ローカル コンピューター上のすべてのユーザーは、保護されたコンテンツの暗号化を解除できます。

NCRYPT_KEY_PROTECTION_LOCAL_USER

"user"

現在のユーザー セッションのコンテンツを保護します。 保護されたコンテンツの暗号化を解除できるのは、ローカル コンピューター上のこのユーザーだけです。

MS_KEY_PROTECTION_PROVIDER

"Microsoft Key Protection プロバイダー"

次の定数で表される形式をサポートする Microsoft キー保護プロバイダーを表します。

• NCRYPT_KEY_PROTECTION_ALGORITHM_SID
• NCRYPT_KEY_PROTECTION_ALGORITHM_LOCAL
• NCRYPT_KEY_PROTECTION_ALGORITHM_SDDL

WINDOWS_CLIENT_KEY_PROTECTION_PROVIDER

"Windows クライアント キー保護プロバイダー"

クライアントでのみ使用でき、次の定数で表される形式をサポートする Microsoft キー保護プロバイダーを表します。

• NCRYPT_KEY_PROTECTION_ALGORITHM_WEBCREDENTIALS

要件

要件	値
サポートされている最小のクライアント	Windows 8 [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー	Windows Server 2012 [デスクトップ アプリのみ]
Header	NCryptprotect.h