TLS レコード プロトコル
トランスポート層セキュリティ (TLS) レコード プロトコルは、ハンドシェイク中に作成されたキーを使用してアプリケーション データをセキュリティで保護します。 レコード プロトコルは、アプリケーション データをセキュリティで保護し、その 整合性 と配信元を確認する役割を担います。 次の管理を行います。
- 送信メッセージを管理可能なブロックに分割し、受信メッセージを再構成する。
- 出力ブロックの圧縮と受信ブロックの圧縮解除 (省略可能)。
- メッセージ認証コード (MAC) を送信メッセージに適用し、MAC を使用して受信メッセージを確認する。
- 送信メッセージの暗号化と受信メッセージの暗号化解除。
レコード プロトコルが完了すると、送信暗号化されたデータが転送用の伝送制御プロトコル (TCP) レイヤーに渡されます。