ISCardCmd::get_ReplyStatusSW1 メソッド
[ get_ReplyStatusSW1 メソッドは、[要件] セクションで指定したオペレーティング システムで使用できます。 Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) 以降、Windows Vista、Windows Server 2008、およびそれ以降のバージョンのオペレーティング システムでは使用できません。 スマート カード モジュールも同様の機能を提供します。
get_ReplyStatusSW1 メソッドは、応答 APDU SW1 状態バイトを取得します。
構文
HRESULT get_ReplyStatusSW1(
[out] LPBYTE pbySW1
);
パラメーター
-
pbySW1 [out]
-
戻り値の SW1 バイトの値を含むバイトへのポインター。
戻り値
メソッドは、次のいずれかの可能な値を返します。
リターン コード | 説明 |
---|---|
|
操作は正常に完了しました。 |
|
pbySW1 パラメーターが無効です。 |
|
pbySW1 で不適切なポインターが渡されました。 |
|
メモリが不足しています。 |
解説
応答 APDU の SW1 状態バイトは読み取り専用です。
応答 APDU の SW2 状態バイトを取得するには、 get_ReplyStatusSW2を呼び出します。
このインターフェイスによって提供されるすべてのメソッドの一覧については、「 ISCardCmd」を参照してください。
上記の COM エラー コードに加えて、このインターフェイスは、スマート カード関数が呼び出されて要求を完了した場合にスマート カード エラー コードを返す場合があります。 詳細については、「 スマート カードの戻り値」を参照してください。
例
次の例は、 応答 APDU の SW1 状態バイトを取得する方法を示しています。 この例では、pISCardCmd が ISCardCmd インターフェイスのインスタンスへの有効なポインターであることを前提としています。
BYTE bySW1;
HRESULT hr;
// Retrieve the reply status SW1 byte.
hr = pISCardCmd->get_ReplyStatusSW1(&bySW1);
if (FAILED(hr))
{
printf("Failed get_ReplyStatusSW1\n");
// Take other error handling action as needed.
}
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
クライアント サポートの終了 |
Windows XP |
サーバー サポートの終了 |
Windows Server 2003 |
ヘッダー |
|
タイプ ライブラリ |
|
[DLL] |
|
IID |
IID_ISCardCmdは D5778AE3-43DE-11D0-9171-00AA00C18068 として定義されています |
関連項目