ISCard::AttachByHandle メソッド
[ AttachByHandle メソッドは、[要件] セクションで指定したオペレーティング システムで使用できます。 Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1) 以降、Windows Vista、Windows Server 2008、および以降のバージョンのオペレーティング システムでは使用できません。 スマート カード モジュールも同様の機能を提供します。
AttachByHandle メソッドは、開いて構成されたスマート カード ハンドルに ISCard オブジェクトをアタッチします。
構文
HRESULT AttachByHandle(
[in] HSCARD hCard
);
パラメーター
-
hCard [in]
-
スマート カードへの開いている接続へのハンドル。
戻り値
メソッドは、次のいずれかの値を返します。
| リターン コード | 説明 |
|---|---|
|
操作は正常に完了しました。 |
|
hCard パラメーターが無効です。 |
解説
上記の COM エラー コードに加えて、要求を完了するためにスマート カード関数が呼び出された場合、このインターフェイスはスマート カード エラー コードを返す場合があります。 詳細については、「 スマート カードの戻り値」を参照してください。
ハンドルの使用が完了したら、 ISCard::D etach メソッドを呼び出して添付ファイルを解放します。
例
次の例は、スマート カード ハンドルへのアタッチを示しています。
HRESULT hr;
// hSC is of type HSCARD and has been previously assigned.
// Attach SCard to the smart card using the value in hSC.
hr = pISCard->AttachByHandle(hSC);
if (FAILED(hr))
{
printf("Failed AttachByHandle\n");
// Take other error handling action as needed.
}
// Proceed using attached reader.
要件
| 要件 | 値 |
|---|---|
| サポートされている最小のクライアント |
Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
| サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
| クライアント サポートの終了 |
Windows XP |
| サーバー サポートの終了 |
Windows Server 2003 |
| ヘッダー |
|
| タイプ ライブラリ |
|
| [DLL] |
|
| IID |
IID_ISCardは 1461AAC3-6810-11D0-918F-00AA00C18068 として定義されています |
関連項目