サイド バイ サイド アセンブリとして共有コンポーネントを提供する必要がありますか?
共有コンポーネントのプロバイダーは、次の 1 つ以上が該当する場合は、コンポーネントをサイド バイ サイド アセンブリとして使用できるようにすることを検討する必要があります。
- コンポーネントは、多くのアプリケーションで使用される豊富なアプリケーション プログラミング インターフェイスを公開します。 たとえば、C および C++ アプリケーションが動的 HTML (DHTML) オブジェクト モデルにアクセスできるようにする MSHTML などのコンポーネントです。
- コンポーネントは既に複数のアプリケーションで共有されています。 たとえば、アプリケーションが共通コントロールにアクセスできるようにするCOMCTL32などのコンポーネントです。
- コンポーネントは新しいコンポーネントです。
- コンポーネントはユーザー モード コンポーネントであり、デバイス ドライバーではありません。
すべてのコンポーネントがサイド バイ サイド アセンブリに適しているわけではありません。 次のいずれかに該当する場合、コンポーネントはサイド バイ サイド アセンブリに適した候補ではありません。
- コンポーネントは、アプリケーション間の通信を処理します。 たとえば、OLE32 のパーツは、アプリケーション間の通信を調整する 2 つの異なるバージョンのパーツをシステム上で実行する必要がないため、適切なサイド バイ サイド アセンブリを作成できません。
- コンポーネントは、システムの物理デバイスまたは仮想デバイスを管理します。 たとえば、印刷スプーラーのデバイス ドライバーです。
場合によっては、コンポーネントの開発者が、サイド バイ サイド アセンブリとしての公開に適した既存のコンポーネントを再設計することが可能な場合があります。 詳細については、「side-by-side アセンブリ作成のガイドライン」を参照してください。