クライアントのInterface-Specificとグローバル情報の変更
特定のクライアント (NAT など) のインターフェイス情報を変更するには、まず適切な "GetInfo" 関数を使用して現在の情報を取得します。 ルーターが実行されている場合は、 MprAdminInterfaceTransportGetInfo を使用します。 ルーターが実行されていない場合は、 MprConfigInterfaceTransportGetInfo を使用します。 この呼び出しは、指定したインターフェイスで実行されているすべてのクライアントの情報を取得します。 たとえば、OSPF と RIP の両方が特定のインターフェイスで実行されている場合、この呼び出しは両方のインターフェイス情報を取得します。 MprInfoBlockFind 関数を使用して、変更するクライアントに対応する情報ブロックを見つけます。 次に、 MprInfoBlockSet 関数を使用して変更を実行します。 最後に、 MprAdminInterfaceTransportSetInfo または MprConfigInterfaceSetInfo を使用して、実行中のルーターまたはレジストリ内のルーター構成に変更を加えます。
グローバル クライアント情報は、クライアントが実行されている特定のインターフェイスに固有ではない情報です。 同様の手順を使用して、特定のクライアントのグローバル情報を変更します。 まず、 MprAdminTransportGetInfo または MprConfigTransportGetInfo を使用して、すべてのクライアントのグローバル情報 を取得します。 次に、MprInfo 関数を使用して情報を変更します。 最後に、 MprAdminTransportSetInfo 関数または MprConfigTransportSetInfo 関数を使用して、変更された情報を実行中のルーターまたはレジストリに保存し直します。
上記の管理機能の呼び出しは、動的インターフェイス マネージャー (DIM) を経由し、最終的にルーター マネージャーからクライアント自体への呼び出しに変換されます。 ルーティング プロトコルであるかどうかに関係なく、すべてのクライアントは、「 ルーター プロトコル インターフェイス」セクションで説明されているインターフェイスに準拠している必要があります。 このインターフェイスの一部として、ルーティング プロトコルは次の機能 (特に) をサポートする必要があります。
ルーター マネージャーは、各クライアントの GetInterfaceInfo 関数を呼び出して、 MprAdminInterfaceTransportGetInfo の呼び出しから返される情報を収集します。 同様に、ルーター マネージャーは MprAdminInterfaceTransportSetInfo 呼び出しを介して更新された情報を受信すると、 SetInterfaceInfo 関数を使用して各クライアントのインターフェイス情報を更新します。