型属性
型属性は、型宣言に適用できる MIDL 属性です。
[switch_type] 属性は、共用体判別子の型を指定します。 この属性は、カプセル化されていない共用体にのみ適用されます。
コンテキスト ハンドルは 、[context_handle] 属性を持つポインターです。 [context_handle] 属性を使用すると、リモート プロシージャ呼び出し間で状態情報を保持するプロシージャを記述できます。 null 以外の値を持つコンテキスト ハンドルは、保存されたコンテキストを表し、次の 2 つの目的を果たします。
- クライアント側には、RPC ランタイム ライブラリが呼び出しをサーバーに転送するために必要な情報が含まれています。
- サーバー側では、アクティブなコンテキストのハンドルとして機能します。
[handle] 属性は、ユーザー定義 (ジェネリック) ハンドルとして型を使用できることを指定します。 この機能により、アプリケーションにとって意味のあるハンドルの設計が可能になります。 ユーザーは、ユーザー定義ハンドル型と RPC プリミティブ ハンドル型 ( handle_t) の間で変換するバインディングルーチンとバインド解除ルーチンを提供する必要があります。 プリミティブ ハンドルには、RPC ランタイム ライブラリにとって意味のある宛先情報が含まれています。 ユーザー定義ハンドルは、関数宣言ではなく、型宣言でのみ定義できます。 [handle] 属性を持つパラメーターには、二重の目的があります。 呼び出しのバインディングを決定するために使用され、呼び出されたプロシージャに通常のデータ パラメーターとして送信されます。