チュートリアル
このチュートリアルでは、既存のスタンドアロン アプリケーションから単純な単一クライアントの単一サーバー分散アプリケーションを作成するために必要な手順について説明します。 手順は次のとおりです。
- インターフェイス定義とアプリケーション構成ファイルを作成します。
- MIDL コンパイラを使用して、これらのファイルから C 言語のクライアントとサーバーのスタブとヘッダーを生成します。
- サーバーへの接続を管理するクライアント アプリケーションを作成します。
- 実際のリモート プロシージャを含むサーバー アプリケーションを作成します。
- これらのファイルをコンパイルして RPC ランタイム ライブラリにリンクして、分散アプリケーションを生成します。
クライアント アプリケーションは、リモート プロシージャ 呼び出しでサーバーに文字列を渡し、サーバーは文字列 "Hello, World" を標準出力に出力します。
コマンド ライン入力を処理し、さまざまなステータス メッセージをユーザーに出力するための追加コードを含む、このサンプル アプリケーションの完全なソース ファイルは、プラットフォーム ソフトウェア開発キット (SDK) の RPC\Hello ディレクトリにあります。
このセクションでは、次のトピックで説明します。
- スタンドアロン アプリケーション
- インターフェイスの定義
- UUID の生成
- IDL ファイル
- ACF ファイル
- スタブ ファイルの生成
- クライアント アプリケーション
- サーバー アプリケーション
- サーバー アプリケーションの停止
- コンパイルとリンク
- アプリケーションの実行