メッセージおよびメッセージ キューのプロパティ
メッセージには、ラベル、メッセージ本文、およびいくつかのオプションを指定するプロパティがあります。 メッセージ プロパティのオプションには、サービスの品質、優先度、ジャーナリング、プライバシーと認証レベル、メッセージの有効期間を含めることができます。 従来の (RPC 以外の) メッセージ キュー アプリケーションでは、MSMQ API 関数または COM オブジェクト メソッドを呼び出してこれらのプロパティを指定します。これは、MSMQ SDK ドキュメントで説明されています。 RPC クライアント アプリケーションは、 RpcBindingSetOption と RpcBindingSetAuthInfo を呼び出すことによって、リモート プロシージャ 呼び出しの特定のプロパティを設定できます。 設定すると、クライアント アプリケーションがメッセージをリセットするまで、各メッセージに対してプロパティが有効になります。
メッセージ キューには、メッセージのプロパティとは別に、独自のプロパティ セットがあります。 これらのプロパティは、キューを一意に識別し、キューが提供するサービス クラス、このキュー内のメッセージに必要なプライバシーと認証レベル、およびメッセージが分散トランザクションに含まれるかどうかを定義します。 メッセージ プロパティと同様に、MSMQ API 関数または COM オブジェクト メソッドを呼び出してメッセージ キューのプロパティを指定します。これは MSMQ ドキュメントで説明されています。 ただし、RPC サーバー アプリケーションは、 RpcServerUseProtseqEpEx を呼び出してバインドを確立するときに、独自の受信キューのプロパティを指定できます。