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DLL でのエラー処理

イベント ログを使用して、パフォーマンス DLL で発生したエラーを記録します。 ログ エラー イベントは、開発中およびインストール後にパフォーマンス データを提供するアプリケーションのトラブルシューティングに役立ちます。 データ収集が頻繁に行われる可能性があるため、 CollectPerformanceData 関数で発生するエラー ログの量を制限する必要があります。

OpenPerformanceData 関数に問題がある場合、システムは次のエラーをイベント ログに記録します。 次のいずれかのエラーが発生した場合、システムはパフォーマンス DLL を再度呼び出しません。 代わりに、DLL がアンロードされます。

  • PERFLIB_OPEN_PROC_NOT_FOUND — レジストリで定義されているプロシージャ名がエクスポートされた関数として DLL で見つからなかった場合にログに記録されます。 これは通常、DLL またはサービスが正しくインストールされていない場合、またはインストール手順を更新せずに関数名の名前が変更された場合に発生します。
  • PERFLIB_OPEN_PROC_FAILURE — 開いているプロシージャがERROR_SUCCESS以外のエラー状態を返したときにログに記録されます。 これが発生した場合は、エラーの原因となった条件を説明するイベント ログ エントリも DLL に入力されている必要があります。
  • PERFLIB_OPEN_PROC_EXCEPTION — 開いているプロシージャで未処理の例外が発生したときにログに記録されます。 これは通常、開いているプロシージャで予期しないエラー状態が発生したためです。