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glDepthRange 関数

glDepthRange 関数は、正規化されたデバイス座標からウィンドウ座標への z 値のマッピングを指定します。

構文

void WINAPI glDepthRange(
   GLclampd zNear,
   GLclampd zFar
);

パラメーター

zNear

ウィンドウ座標に近いクリッピング平面のマッピング。 既定値はゼロです。

zFar

ウィンドウ座標への遠方クリッピング平面のマッピング。 既定値は 1 です。

戻り値

この関数は値を返しません。

エラー コード

次のエラー コードは、 glGetError 関数によって取得できます。

名前 意味
GL_INVALID_OPERATION
glBegin の呼び出しと glEnd の対応する呼び出しの間に関数が呼び出されました。

解説

クリッピングと w による除算の後、 z 座標の範囲は 0.0 から 1.0 で、近くおよび遠方のクリッピング平面に対応します。 glDepthRange 関数は、この範囲内の正規化された z 座標とウィンドウ z 座標の線形マッピングを指定します。 実際の深度バッファーの実装に関係なく、ウィンドウ座標の深さの値は、0.0 から 1.0 の範囲 (色コンポーネントなど) のように扱われます。 したがって、 glDepthRange で受け入れられる値はどちらも、受け入れられる前にこの範囲にクランプされます。

(0,1) の既定のマッピングは、ニア プレーンを 0 に、遠方平面を 1 にマップします。 このマッピングでは、深度バッファー範囲が完全に使用されます。

zNearzFar より小さくする必要はありません。 (1,0) などの逆マッピングを使用できます。

次の関数は、 glDepthRange に関連する情報を取得します。

引数GL_DEPTH_RANGEを含む glGet

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]
ヘッダー
Gl.h
ライブラリ
Opengl32.lib
[DLL]
Opengl32.dll

関連項目

glBegin

glDepthFunc

glEnd

glGet

glViewport