サーバー データ オブジェクト
Note
Windows Server 2008 以降、インターネット認証サービス (IAS) の名前がネットワーク ポリシー サーバー (NPS) に変更されました。 このトピックの内容は、IAS と NPS の両方に適用されます。 テキスト全体を通じて、NPS は、最初に IAS と呼ばれたバージョンを含め、サービスのすべてのバージョンを参照するために使用されます。
サーバー データ オブジェクト (SDO) API を使用すると、NPS を実行しているシステムをプログラムで構成および管理できます。 SDO を使用して、開発者はリモート アクセス ポリシーとプロファイルを管理するアプリケーションを作成することもできます。 リモート アクセス ポリシーとプロファイルは、リモート クライアントがネットワーク アクセス サーバー (NAS) に接続できるかどうかを判断するために、ルーティングおよびリモート アクセス サービス (RRAS) と NPS によって使用されます。
SDO API は、NPS またはリモート アクセス ポリシーを使用するすべての環境で適用できます。
SDO API を使用すると、開発者は NPS ユーザー インターフェイスを介してアクセスできる NPS 構成の任意の要素を操作できます。
SDO API を使用すると、ユーザーのダイヤルイン設定プロパティ ページからアクセスできる値を設定または取得することもできます。
SDO API は COM インターフェイスで構成されます。 SDO API の各インターフェイスは、COM IDispatch インターフェイスから継承されます。 IDispatch インターフェイスを使用すると、開発者は Visual Basic または任意の Automation クライアントから、および C/C++ から SDO インターフェイス メソッドを呼び出すことができました。
開発者は、VBScript などのスクリプト言語から SDO API を呼び出すこともできます。 ただし、VBScript は VARIANT 型パラメーターのみを使用するように制限されているため、SDO のすべての機能を使用できるわけではありません。
このセクションの内容
サーバー データ オブジェクト API に関する一般的な情報。
サーバー データ オブジェクト API の使用方法を示すサンプル コード。
サーバー データ オブジェクト API を構成する列挙型とインターフェイスのドキュメント。
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