NPP インターフェイスの選択
ネットワーク パケット プロバイダー (NPP) は、 IDelaydC、 IESP、 IRTC、 および IStats インターフェイスを 公開します。 これらの各インターフェイスは、NPP をネットワークに接続し、ネットワーク トラフィックをキャプチャし、キャプチャされたデータに関する統計情報を収集するための同様の方法を提供します。 使用するインターフェイスを選択するには、次の表を参照してください。
Note
これらのインターフェイスのいずれかを使用して NPP をネットワークに接続する場合は、そのインターフェイスによって提供されるメソッドのみを使用できます。 たとえば、 IRTC インターフェイスを使用してネットワークに接続し、 IDelaydC でキャプチャを開始しようとすると、キャプチャを開始するための呼び出しが失敗し、エラー コードが返されます。
インターフェイス | 使用する場合 |
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IDelaydC | を使用してネットワーク トラフィックをキャプチャし、キャプチャ ファイルに格納します。 このインターフェイスは、ネットワーク モニター UI およびキャプチャされたネットワーク情報を格納する必要があるその他の NPP アプリケーションで使用されます。 |
IESP | 特殊な ESP ファイル形式で拡張統計を提供するために使用されます。 このインターフェイスは、ESP 形式で提供される拡張統計を必要とする NPP アプリケーションで使用されます。 |
IRTC | を使用して、リアルタイムのネットワーク トラフィックをキャプチャし、イベントが発生したときにイベントをトリガーします。 このインターフェイスは、実行時キャプチャを必要とする NPP アプリケーションで使用されます。 このインターフェイスでは、他の NPP インターフェイスが提供する統計情報は提供されず、キャプチャされたネットワーク トラフィックにフレームを挿入することもできません。 |
IStats | キャプチャされたフレームではなくキャプチャ統計を取得するには、 を使用します。 |