IESP::Start メソッド
Start メソッドはキャプチャを開始します。
構文
HRESULT STDMETHODCALLTYPE Start(
[out] char *pFileName
);
パラメーター
-
pFileName [out]
-
ネットワーク データの格納に使用される キャプチャ ファイル の名前へのポインター。 今後参照するために必要な場合は、このファイル名を必ずキャッシュしてください。
戻り値
メソッドが成功した場合、戻り値はNMERR_SUCCESS。
メソッドが失敗した場合、戻り値は次のいずれかのエラー コードになります。
リターン コード | 説明 |
---|---|
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キャプチャは一時停止され、再起動する前に停止する必要があります。
キャプチャを停止するには、IESP::Stop を呼び出します。 |
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キャプチャは既に開始されています。 |
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NPP がネットワークに接続されていません。
IESP::Connect を呼び出して、NPP をネットワークに接続します。 |
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NPP はネットワークに接続されていますが、 IESP::Connect メソッドでは接続されません。 |
解説
キャプチャ ファイルの場所は Windows レジストリで指定されていますが、ネットワーク モニターを使用してディレクトリの場所を変更できます。
IESP::Start メソッドと IESP::Stop メソッドを使用してキャプチャを再起動する場合は、 IESP::Configure メソッドを呼び出して、IESP::Start を呼び出してデータのキャプチャを再開するたびに接続を再構成する必要があります。 これら 3 つの方法でキャプチャを開始および停止すると、キャプチャが開始されるたびに新しいキャプチャ ファイルが作成されます。
Note
IESP::P ause メソッドと IESP::Resume メソッドを使用して、キャプチャを開始および停止することもできます。 これら 2 つのメソッドを使用すると、キャプチャされたデータは同じキャプチャ ファイルに格納されます。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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[DLL] |
|