DllMain Parser コールバック関数
パーサーの DllMain エクスポート関数は、パーサーの存在を識別し、Network Monitor がパーサーに使用するリソースを解放します。 DllMain は、すべてのパーサー DLL に実装する必要があります。
構文
BOOL WINAPI DllMain(
_In_ HANDLE hInstance,
_In_ ULONG Command,
LPVOID Reserved
);
パラメーター
-
hInstance [in]
-
パーサーのインスタンスを処理します。
-
コマンド [入力]
-
関数が呼び出される理由を判断するためのインジケーター。 使用可能なすべてのフラグの一覧については、「 DllMain」を参照してください。 パーサーの実装では、次の値を処理する必要があります。
値 説明 - DLL_PROCESS_ATTACH
DllMain が初めて呼び出されると、DLL は CreateProtocol を呼び出してネットワーク モニターに情報を提供する必要があります。 - DLL_PROCESS_DETACH
DllMain が最後に呼び出されたとき、DLL は DestroyProtocol を呼び出して、DLL が使用するリソースを解放する必要があります。 -
Reserved
-
現在は使用されていません。
戻り値
パーサー DLL は常に TRUE を返します。
解説
オペレーティング システムは DllMain を 呼び出して、パーサー DLL の読み込みとアンロードを行います。 この関数は、ダイナミック リンク ライブラリ DllMain 関数に基づいています。
DllMain の実装を使用して、将来使用するパーサーのインスタンスを格納することもできます。 たとえば、パーサー DLL インスタンスを格納し、後でシステム呼び出しに使用できます。
情報 | 参照先 |
---|---|
パーサーとは何か、およびネットワーク モニターで動作する方法。 | パーサー |
パーサー DLL に含まれるエントリ ポイント。 | パーサー DLL のアーキテクチャ |
DllMain を実装する方法には、例が含まれています。 | DllMain の実装 |
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
|