インターネット接続のトラブルシューティング
このシナリオでは、ユーザーは https プロトコルを使用して www.msn.com を参照しようとしていますが、接続できません。 Netsh とネットワーク モニターを使用してトレースを収集および表示し、接続に失敗した理由を判断できます。
まず、netsh を使用してトレースを開始できます。 netsh トレース開始シナリオ = InternetClient tracefile=msn.etl と入力すると、InternetClient シナリオで有効になっているすべてのプロバイダーのトレースが開始され、結果が msn.etl という名前のファイルに保存されます。 Web ブラウザーを使用して www.msn.com に到達しようとすると、「 netsh trace stop 」と入力すると、トレース ファイルが終了して関連付けます。
その後、ネットワーク モニターで msn.etl ファイルを開くことができます。 イベントは、左側のウィンドウのアクティビティ ID でグループ化されます。 filter description.contains("msn") を使用すると、プロトコルの説明に文字列 "msn" が含まれるイベントのみが表示されます。
次に、フレームの概要のイベントを確認して、関連するイベントを特定できます。 イベントを選択したら、右クリックして [会話の検索] をポイントし、[UTEvent] をクリックして UTEvent レベルで会話を選択します。
その後、左側のウィンドウで関連付けられている正規化されたアクティビティが強調表示されます(この場合は UTEvent ActivityID 397)。
ネットワーク モニターを使用してトレース情報を表示およびフィルター処理することで、調べるイベントの数が 1989 年から 96 個に減っています。