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unfreeze コマンド

unfreeze コマンドは 、固定 コマンドによって無効にされた後、フレーム バッファーにビデオの取得を再度有効にします。 デジタル ビデオ、VCR、ビデオ オーバーレイ デバイスは、このコマンドを認識します。

このコマンドを送信するには、lpszCommand パラメーターを次のように設定して mciSendString 関数を呼び出します。

_stprintf_s(
  lpszCommand, 
  TEXT("unfreeze %s %s %s"), 
  lpszDeviceID, 
  lpszUnfreeze, 
  lpszFlags
); 

パラメーター

lpszDeviceID

MCI デバイスの識別子。 この識別子またはエイリアスは、デバイスを開いたときに割り当てられます。

lpszUnfreeze

フレーム バッファーにビデオの取得を再び有効にするフラグ。 次の表に、 unfreeze コマンドを認識するデバイスの種類と、各種類で使用されるフラグを示します。

説明
digitalvideo 四角形
overlay 四角形
ビデオデッキ 入力出力

次の表に、 lpszUnfreeze パラメーターで指定できるフラグとその意味を示します。

説明
四角形 ビデオ取得を再び可能にするリージョンを指定します。 四角形はビデオ バッファーの原点を基準とし、 X1 Y1 X2 Y2 として指定されます。 座標 X1 Y1 は四角形の左上隅を指定し、座標 X2 Y2 は幅と高さを指定します。
input 入力イメージの固定を解除します。
output 出力イメージの固定を解除します。 "input" も "output" も指定されていない場合は、"output" と見なされます。

lpszFlags

"wait"、"notify"、またはその両方を指定できます。 デジタル ビデオおよび VCR デバイスの場合は、"テスト" を指定することもできます。 これらのフラグの詳細については、「 待機、通知、およびテスト フラグ」を参照してください。

戻り値

成功した場合は 0 を返し、それ以外の場合はエラーを返します。

次のコマンドは、ビデオ バッファーの領域の固定を解除します。

unfreeze vboard at 10 20 90 165

要件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ]

こちらもご覧ください

Mci

MCI コマンド文字列

freeze