System-Exclusive メッセージの送信
MIDI システム排他メッセージは、1 つのダブルワード値に収まらない唯一の MIDI メッセージです。 システム排他メッセージは、任意の長さにできます。 Windows には、システム排他メッセージを MIDI 出力デバイスに送信するための midiOutLongMsg 関数が用意されています。 MIDI システム排他データ ブロックを指定するには、 MIDIHDR 構造体を使用します。
midiOutLongMsg を使用してシステム排他データ ブロックを送信した後、デバイス ドライバーがデータ ブロックで終了するまで待ってから解放する必要があります。 複数のデータ ブロックを送信する場合は、追加のブロックを送信するタイミングを把握できるように、各データ ブロックの完了を監視する必要があります。 データブロックの完了を監視するためのさまざまな手法については、「 MIDI データブロックの管理」を参照してください。
Note
システム・リアルタイム・メッセージ以外の MIDI ステータス・バイトは、システム排他メッセージを終了します。 複数のデータ ブロックを使用して 1 つのシステム排他メッセージを送信する場合は、データ ブロック間でシステム リアルタイム メッセージ以外の MIDI メッセージを送信しないでください。