次の方法で共有


MIDI デバイスのクエリ

MIDI データを再生または録音する前に、システムに存在する MIDI ハードウェアの機能を決定する必要があります。 MIDI機能は、マルチメディアコンピュータごとに異なる場合があります。アプリケーションは、特定のシステムに存在するハードウェアに関する想定を行うべきではありません。

Windows には、特定のシステムで入力または出力に使用できる MIDI デバイスの数を決定する次の機能が用意されています。

説明
midiInGetNumDevs システムに存在する MIDI 入力デバイスの数を取得します。
midiOutGetNumDevs システムに存在する MIDI 出力デバイスの数を取得します。

 

他のオーディオデバイスと同様に、MIDIデバイスは、特定のシステムに存在するデバイスの数から暗黙的に決定されるデバイス識別子によって識別されます。 デバイス識別子の範囲は、0 から存在するデバイスの数から 1 を引いた値までです。 たとえば、1 つのシステムに 2 つの MIDI 出力デバイスがある場合、有効なデバイス識別子は 0 と 1 になります。

システムに存在する MIDI 入力または出力デバイスの数を確認したら、各デバイスの機能について問い合わせることができます。 Windows には、オーディオ デバイスの機能を決定するための次の機能が用意されています。

説明
midiInGetDevCaps 特定の MIDI 入力デバイスの機能を取得し、この情報を MIDIINCAPS 構造体に配置します。
midiOutGetDevCaps 特定の MIDI 出力デバイスの機能を取得し、この情報を MIDIOUTCAPS 構造体に配置します。

 

これらの各関数には、関数が指定したデバイスの機能に関する情報を入力する構造体のアドレスを指定するパラメーターがあります。

MIDI サービス