pause コマンド
pause コマンドは、再生または記録を一時停止します。 ほとんどのドライバーは現在の位置を保持し、最終的にはこの位置で再生または記録を再開します。 CD オーディオ、デジタル ビデオ、MIDI シーケンサー、VCR、videodisc、波形オーディオ デバイスは、このコマンドを認識します。
このコマンドを送信するには、lpszCommand パラメーターを次のように設定して mciSendString 関数を呼び出します。
_stprintf_s(
lpszCommand,
TEXT("pause %s %s"),
lpszDeviceID,
lpszFlags
);
パラメーター
-
lpszDeviceID
-
MCI デバイスの識別子。 この識別子またはエイリアスは、デバイスを開いたときに割り当てられます。
-
lpszFlags
-
"wait"、"notify"、またはその両方を指定できます。 デジタル ビデオおよび VCR デバイスの場合は、"テスト" を指定することもできます。 これらのフラグの詳細については、「 待機、通知、テスト フラグ」を参照してください。
戻り値
成功した場合は 0 を返し、それ以外の場合はエラーを返します。
注釈
MCICDA、MCISEQ、および MCIPIONR ドライバーでは、pause コマンドは stop コマンドと同じように動作します。
例
次のコマンドは、"mysound" デバイスを一時停止します。
pause mysound
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |