記録プロセスのカスタマイズ
[このページに関連付けられている機能 である MCIWnd ウィンドウ クラスは、従来の機能です。 MediaPlayer に置き換わりました。 MediaPlayer は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能な場合は MCIWnd ウィンドウ クラスではなく MediaPlayer を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]
MCIWnd ウィンドウの作成から記録された情報のファイルへの保存まで、記録プロセスをカスタマイズして、ほとんどのすべてを完全に制御できます。 次の例では、MCI デバイスに対して記録と保存機能のクエリを実行し、コンテンツの先頭または末尾に記録するメニュー コマンドを含めます。
次の例では 、MCIWndCreate 関数を使用して新しいウィンドウを作成し、記録されたデータを格納する既存のファイルと、新しいファイルをウィンドウに関連付ける MCIWndNew マクロを指定できます。 または、 MCIWndOpen マクロまたは MCIWndOpenDialog マクロを使用してファイルを指定することもできます。
この例では、 MCIWndCanRecord マクロを使用して、デバイスが記録できることを確認し、 MCIWndCanSave マクロを使用して、デバイスが情報を保存することを確認します。 この例では、 MCIWndHome マクロと MCIWndEnd マクロを使用して、現在の再生位置 を 設定します。 この例では 、MCIWndRecord マクロを使用して記録を開始します。 情報を記録した後、 MCIWndSaveDialog マクロを使用して保存します。
case WM_COMMAND:
switch (wParam)
{
case IDM_CREATEMCIWND:
g_hwndMCIWnd = MCIWndCreate( hwnd, g_hinst,
WS_VISIBLE | WS_CHILD |
MCIWNDF_RECORD, // add Record button
NULL );
MCIWndNew(g_hwndMCIWnd, "waveaudio"); // new file
if( MCIWndCanRecord(g_hwndMCIWnd) )
{
MessageBox( hwnd,
"Press the red button on the toolbar to record.",
"MCIWnd Record",
MB_OK );
}
else
{
MessageBox( hwnd,
"This device doesn't record.",
"MCIWnd Record",
MB_OK );
}
break;
case IDM_RECORDATSTART:
if( MCIWndCanRecord(g_hwndMCIWnd) )
{
MCIWndHome(g_hwndMCIWnd);
MCIWndRecord(g_hwndMCIWnd);
}
else
{
MessageBox( hwnd,
"This device doesn't record.",
"MCIWnd Record",
MB_OK);
}
break;
case IDM_RECORDATEND:
if( MCIWndCanRecord(g_hwndMCIWnd) )
{
MCIWndEnd(g_hwndMCIWnd);
MCIWndRecord(g_hwndMCIWnd);
}
else
{
MessageBox( hwnd,
"This device doesn't record.",
"MCIWnd Record",
MB_OK);
}
break;
case IDM_SAVEMCIWND:
if( MCIWndCanSave(g_hwndMCIWnd) )
MCIWndSaveDialog(g_hwndMCIWnd);
}
break;
// Handle other messages here.