コマンド メッセージ
[このページに関連付けられている機能 MCI は、従来の機能です。 MediaPlayer に置き換わりました。 MediaPlayer は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 可能であれば、新しいコードで MCI ではなく MediaPlayer を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、レガシ API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き換えるよう提案しています。]
コマンド メッセージ インターフェイスは、マルチメディア デバイスを制御するために C 言語インターフェイスを必要とするアプリケーションで使用するように設計されています。 メッセージパッシング パラダイムを使用して MCI デバイスと通信します。 mciSendCommand 関数を使用してコマンドを送信できます。
成功した場合、 mciSendCommand 関数は 0 を返します。 関数が失敗した場合、戻り値の下位ワードにエラー コードが含まれます。 このエラー コードを mciGetErrorString 関数に渡して、エラーの説明を取得できます。
コマンド メッセージの構文
MCI コマンド メッセージは、次の要素で構成されます。
- 定数メッセージ値
- コマンドのパラメーターを含む構造体
- コマンドのオプションを指定し、パラメーター ブロック内のフィールドを検証するフラグのセット
次の例では、 mciSendCommand 関数を使用して 、MCI_ PLAY コマンドをデバイス識別子で識別されたデバイスに送信します。
mciSendCommand(wDeviceID, // device identifier
MCI_PLAY, // command message
0, // flags
(DWORD)(LPVOID) &mciPlayParms); // parameter block
最初のパラメーターで指定されたデバイス ID は、 MCI_ OPEN コマンドを使用してデバイスを開いたときに取得されます。 最後のパラメーターは 、MCI_ PLAY_ PARMS 構造体のアドレスです。この構造体には、再生を開始および終了する場所に関する情報が含まれている場合があります。 多くの MCI コマンド メッセージでは、構造体を使用してこの種のパラメーターを格納します。 これらの各構造体の最初のメンバーは、操作の終了時に MM_ MCINOTIFY メッセージを受信するウィンドウを識別します。