Launch カスタム アクションの作成
サンプル仕様を満たす Launch という名前のサンプル カスタム アクションのソース コードは、ファイル Tutorial.cpp として Windows インストーラー SDK によって提供されます。 このカスタム アクションでは、MsiFormatRecord を利用して、プロパティを含む文字列を書式設定します。 プロパティ [#FileKey] は HTML ファイルの完全なパスに解決されます。 ソース ファイルを使用して Tutorial.dll ファイルを作成します。 この DLL のエントリ ポイントは LaunchTutorial です。
サンプルのカスタム アクション Launch は、C++ で記述された DLL を呼び出し、一時的なバイナリ ストリームから生成されます。 この種類のカスタム アクションには、基本データ型の定数 msidbCustomActionTypeDll および msidbCustomActionTypeBinaryData が含まれ、1 に等しい基本数値型が与えられます。 「カスタム アクションの種類 1」を参照してください。 仕様によると、カスタム アクションが失敗してもインストールを続行する必要があるため、Launch には省略可能な定数 msidbCustomActionTypeContinue も含まれ、これは 64 です。 「カスタム アクションの戻り処理オプション」を参照してください。 Launch の合計数値型は 65 です。
「CustomAction テーブルとバイナリ テーブルへの起動を追加」に進みます。