UAC ダイアログ ボックスを使用しないパッケージの作成
Windows インストーラー パッケージをインストールするために昇格された特権が必要ない場合、パッケージの作成者は、ユーザー アカウント制御(UAC)表示されるダイアログ ボックスを非表示にして、ユーザーに管理者の承認を求めることができます。
アプリケーションのインストール時に UAC ダイアログ ボックスが表示されないようにするには、パッケージの作成者が次の操作を行う必要があります。
- Windows Vista で Window Installer 4.0 以降を使用してアプリケーションをインストールします。
- 昇格されたシステム特権を使用してアプリケーションをコンピューターにインストールする必要はありません。
- ユーザーごとのコンテキストでアプリケーションをインストールし、これをパッケージの既定のインストール コンテキストにします。 ALLUSERS プロパティが設定されていない場合、インストーラーはユーザーごとのコンテキストでパッケージをインストールします。 プロパティ テーブルに ALLUSERS プロパティを含めなかった場合、インストーラーはこのプロパティを設定しないため、ユーザーごとのインストールが既定のインストール コンテキストになります。 この既定値は、コマンド ラインで allUSERS プロパティ 設定することでオーバーライドできます。
- Word Count Summary プロパティでビット 3 を設定して、アプリケーションをインストールするために昇格された特権が必要ないことを示します。