カスタム CustomUserAccounts テーブルの追加
サンプルは、ユーザー アカウント情報をインストール データベースのカスタム テーブルから読み取り、カスタム アクションにハードコーディングしない仕様です。
CustomUserAccounts という名前のサンプル インストール データベースにカスタム テーブルを追加して、ユーザー アカウント情報を保持します。 カスタム テーブルを追加する方法の例については、「SQL とスクリプトを使用したデータベース クエリの例」を参照してください。 CustomUserAccounts テーブルには、次のスキーマを使用します。 列の種類の詳細については、「列定義の形式」を参照してください。
Column | 種類 | キー | Nullable | 説明 |
---|---|---|---|---|
UserName | s72 | Y | N | 作成されるユーザー アカウントの名前。 |
パスワード | s72 | N | アカウントのパスワードを含むプロパティの名前。 これは、コマンド ラインまたはユーザー インターフェイスの編集コントロールで設定されたパブリック プロパティです。 この編集コントロールには、パスワード コントロール属性が必要です。 | |
属性 | i4 | Y | アカウントの属性。 これらは、USER_INFO_1 構造体の usri1_flags メンバーの DWORD 値として定義されます。 |
CustomUserAccounts テーブルがデータベースに追加されたら、Orca、Windows インストーラー SDK で提供されるテーブル エディター、または別のエディターを使用して、このテーブルを編集できます。 CustomUserAccounts テーブルに次のレコードを入力して、TestUser というユーザーのパスワードで保護されたユーザー アカウントを作成します。 512 は UF_NORMAL_ACCOUNT の数値であることに注意してください。
CustomUserAccounts テーブル
UserName | Password | 属性 |
---|---|---|
TestUser | TESTUSERPASSWORD | 512 |
カスタム テーブルの _Validation テーブルに次のレコードを追加します。
テーブル | 列 | Nullable | MinValue | MaxValue | KeyTable | KeyColumn | カテゴリ | オン | 説明 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CustomUserAccounts | UserName | N | テキスト | ||||||
CustomUserAccounts | パスワード | N | Identifier | ||||||
CustomUserAccounts | 属性 | Y | 0 | 2147483647 | null |
「ActionText と Error テーブルの作成」に進みます。