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usesgetlasterror 属性

[usesgetlasterror] 属性は、GetLastError を呼び出してエラー コードを取得できることを呼び出し元に通知します。

[
    module-attributes
]
module module-name
{
    [entry(entry-id), usesgetlasterror [, other-attributes]] return-type function-name(param-list);
};

パラメーター

module-attributes

モジュールに適用される 0 個以上の MIDL 属性。

module-name

モジュールの識別子名。

entry-id

モジュールエントリポイント関数名または整数識別番号を指定します。

other-attributes

リモート・プロシージャーに適用される 0 個以上の MIDL 属性。

return-type

完了時にリモート プロシージャが返すデータの型。

function-name

IDL ファイルで定義されているリモート プロシージャの名前。

param-list

リモート プロシージャに対する 0 個以上のパラメーター。

解説

[usesgetlasterror] 属性は、モジュール エントリ ポイントで Windows 関数 SetLastError を使用してエラー コードを返す場合に設定できます。 属性は呼び出し元に、その関数の呼び出し時にエラーが発生した場合、呼び出し元は GetLastError を呼び出してエラー コードを取得できることを呼び出し元に伝えます。

[
    dllname("MyOwn.dll")
] 
module MyModule
{
    [entry("One"), usesgetlasterror, bindable, requestedit,
     propputref, defaultbind] HRESULT Func1(
         [in]IUnknown * iParam1, 
         [out] long * Param2) ;
    [entry("TwentyOne"), usesgetlasterror, 
     hidden, vararg] SAFEARRAY (int) Func2(
         [in, out] SAFEARRAY (variant) *varP) ;

    // Other module definition statements.
};

関連項目

MIDL を使用したタイプ ライブラリの生成

ODL ファイルの例

ODL ファイルの構文