/msc_ver スイッチ
/msc_ver スイッチは、MIDL がさまざまなバージョンの Microsoft C/C++ コンパイラの最適化を含むコードを生成できるようにするために使用されます。
midl /msc_ver version_number
スイッチ オプション
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version_number
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分散アプリケーションのクライアントスタブとサーバースタブのコンパイルに使用するMicrosoft Visual C++コンパイラの整数バージョン番号を指定します。 既定のバージョン番号は 1100 で、Visual C++ バージョン 5.0 に対応します。 バージョン番号 1200 は、Visual C++ バージョン 6.0 などと対応しています。
解説
特に、バージョン値が 1100 以上の場合、MIDL コンパイラは __declspec(uuid()) ディレクティブを使用してコードを生成します。 また、 __declspec(selectany) ディレクティブと __declspec(novtable) ディレクティブを使用するマクロもアクティブ化します。