次の方法で共有


コンパイル済みリソース ファイルの名前を変更する

既定では、リソースをコンパイルするときに、RC はコンパイルされたリソース (.res) ファイルに .rc ファイルのベース名を付け、.rc ファイルと同じディレクトリに配置します。 その後、リンカーが認識できるバイナリ リソース (.rbj) 形式に .res ファイルを変換するには、CVTRES を呼び出す必要があります。 次の例では、MyApp.rc をコンパイルし、MyApp.rc と同じディレクトリに MyApp.res という名前のコンパイル済みリソース ファイルを作成します。

rc myapp.rc

/fo オプションを指定すると、結果の .res ファイルに、対応する .rc ファイルの名前とは異なる名前が付けられます。 たとえば、結果の .res ファイルに NewFile.res という名前を付ける場合は、次のコマンドを使用します。

rc -fo newfile.res myapp.rc

/fo オプションを使用すると、.res ファイルを別のディレクトリに配置することもできます。 たとえば、次のコマンドは、コンパイルされたリソース ファイル MyApp.res をディレクトリ C:\Source\Resource に配置します。

rc -fo c:\source\resource\myapp.res myapp.rc