ネットワーク ソース認証
特定のメディア ホストでは、メディアへのアクセスを許可する前に、クライアント アプリケーションからのユーザー資格情報が必要になる場合があります。 ユーザー資格情報には、メディア サーバーがホストするネットワーク ソースへのアクセスを許可するために使用されるユーザー名やパスワードなど、ID の識別と証明が含まれます。 ネットワーク ソースは、NTLM、ダイジェスト、または基本認証を提供できます。
Media Foundation に基づくアプリケーションでは、特定の URL のユーザー資格情報を、IMFNetCredential インターフェイスを公開する 資格情報 オブジェクトに格納できます。 資格情報オブジェクトは、暗号化された資格情報を格納し、ユーザー名、パスワード、ドメインなどの情報を返すメソッドを提供します。
資格情報オブジェクトが作成され、キャッシュに保持されます。 IMFNetCredentialCache インターフェイスによって公開される 資格情報キャッシュ オブジェクトには、資格情報キャッシュから資格情報オブジェクトを取得するためのメソッドが用意されています。
認証をサポートするアプリケーションは、IMFNetCredentialManager インターフェイスを実装する必要があります。 Media Foundation では、このインターフェイスの既定の実装は提供されません。 資格情報マネージャーは、ユーザー入力から URL に必要な資格情報を収集するか、永続化されたストレージから読み取る役割を担います。
このセクションには、次のトピックが含まれています。
- 資格情報マネージャーの の設定
- 資格情報キャッシュ を使用した
- IMFNetCredentialManager の実装の
関連トピック
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Media Foundation の ネットワーク