MFPKEY_WMADEC_LTRTOUTPUT プロパティ
デコーダーがフォールドダウンLt-Rt実行するかどうかを指定します。
IPropertyBag の定数
IPropertyStore を使用してのみ使用できます。
データ型
VT_BOOL
既定値
VARIANT_FALSE
解説
このプロパティの値が VARIANT_FALSE で、出力がステレオの場合、オーディオ デコーダーは単純なチャネルフォールドダウンを使用します。 このプロパティの値が VARIANT_TRUE の場合、オーディオ デコーダーはステレオにLt-Rt (マトリックス化) フォールドダウンを実行し、任意の Dolby Surround デコーダーを使用してマトリックス化されたサラウンド をデコードできます。 たとえば、オーディオ デコーダーは、5.1 または 7.1 コンテンツでLt-Rtフォールドダウンを実行できます。
このプロパティは、デコーダーが DirectX メディア オブジェクト (DMO) として機能している場合にのみサポートされます。 デコーダーが Media Foundation Transform (MFT) として機能している場合、どのような種類のフォールド ダウンもサポートされません。
Windows Vista では、オーディオ デコーダーで IPropertyStore インターフェイスを取得すると、デコーダーは MFT として機能します。 したがって、このプロパティは Windows Vista では使用できません。 デコーダーが DMO または MFT として機能する場合の詳細については、「 コーデック オブジェクト」の下の個々のコーデック参照ページを参照してください。
要件
要件 | 値 |
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サポートされている最小のクライアント |
Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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関連項目