MFPKEY_WMADEC_HIRESOUTPUT プロパティ
オーディオ デコーダーで高解像度の出力を配信するかどうかを指定します。
IPropertyBag の定数
g_wszWMACHiResOutput
データ型
VT_BOOL
既定値
VARIANT_FALSE
解説
このプロパティを VARIANT_TRUE に設定して、マルチチャネルまたは 24 ビットのオーディオ コンテンツ、またはサンプル レートが 48,000 Hz を超えるオーディオをデコードします。 コンテンツが高解像度でエンコードされていても、このプロパティがVARIANT_FALSE場合は、次の動作が適用されます。
- DMO 出力は、16 ビット、48 KHz ステレオに制限されます。
- MFT は、16 ビットに制限され、チャネル数やサンプリング レートの変更を伴わない出力モードを列挙します。
高解像度オーディオのプロパティは、WAVEFORMATEX ではなく WAVEFORMATEXTENSIBLE 構造体で渡されます。
高解像度出力は、デコーダーが Windows XP 以降で実行されている場合にのみ使用できます。 このプロパティは、アプリケーションが実行されているオペレーティング システムに関係なく設定できます。 Windows XP より前のバージョンの Windows では、デコーダーはこの設定を無視し、標準出力を配信します。
多くのプレーヤー (Windows メディア プレーヤー 9 シリーズ以降を含む) は、すべてのコンテンツに対してこの値を設定します。
必要条件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows XP [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2003 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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関連項目