MFPKEY_ASFMEDIASINK_AUTOADJUST_BITRATE プロパティ
ASF メディア シンクがビット レートを自動的に調整するかどうかを指定します。
データ型
PROPVARIANT 型 (vt)
PROPVARIANT メンバー
VARIANT_BOOL
VT_BOOL
boolVal
注釈
このプロパティの値がVARIANT_TRUE場合、ASF メディア シンクは、多重化されるストリームの特性に応じて、ASF コンテンツのビット レートを自動的に調整します。
このプロパティは、ストリームがシンクの "漏れバケット" パラメーターをオーバーフローした場合の ASF メディア シンクの動作に影響します。
値 | 動作 |
---|---|
VARIANT_TRUE | ASF メディア シンクは、多重化されるストリームの特性に応じて、ASF コンテンツのビット レートを自動的に調整します。 |
VARIANT_FALSE | ASF メディア シンクは、アプリケーションによって提供されるストリーム ビット レート値を使用します。 |
既定値は VARIANT_FALSE です。
ASF メディア シンクを構成するときに、このプロパティを設定します。 使用法は、ASF メディア シンクを作成するために呼び出す関数によって異なります。
MFCreateASFMediaSink: IPropertyStore インターフェイスについて、取得した IMFMediaSink ポインターに対してクエリを実行します。
MFCreateASFMediaSinkActivate: pContentInfo パラメーターで指定された IMFASFContentInfo ポインターで IMFASFContentInfo::GetEncodingConfigurationPropertyStore を呼び出します。
このプロパティを VARIANT_TRUE に設定すると、ASF メディア シンクで ASF マルチプレクサーの MFASF_MULTIPLEXER_AUTOADJUST_BITRATE フラグが設定されます。 「IMFASFMultiplexer::SetFlags」を参照してください。
漏れバケットの概念の詳細については、Windows Media Format SDK ドキュメントのトピック「リークバケット バッファー モデル」を参照してください。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ] |
Header |
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