MF_VIDEO_MAX_MB_PER_SEC 属性
IMFTransform における、ハードウェア エンコーダーでサポートされる最大マクロブロック処理速度を 1 秒あたりのマクロブロック数で指定します。
データ型
UINT32
解説
これは読み取り専用属性です。
H.264/AVC エンコーダー:
この属性は、次のプロパティの影響を受けます。
- MF_MT_VIDEO_LEVEL (MF_MT_MPEG2_LEVEL のエイリアス)
- CODECAPI_AVEncCommonQualityVsSpeed
- CODECAPI_AVEncMPVDefaultBPictureCount
MF_MT_VIDEO_LEVEL 属性が指定されていれば、エンコーダーは、指定されたレベルでサポートされている最大ビットレートと解像度での処理速度を返すはずです。 MF_MT_VIDEO_LEVEL 属性が指定されていない場合は、既定レベルの 4 が使用されます。
CODECAPI_AVEncCommonQualityVsSpeed ICodecAPI プロパティの値が設定されている場合、エンコーダーは、このプロパティで設定された値に対応する処理速度を返すはずです。 CODECAPI_AVEncCommonQualityVsSpeed 属性が指定されていない場合は、速度が最大となる処理モードである、既定値の 0 が使用されます。
CODECAPI_AVEncMPVDefaultBPictureCount ICodecAPI プロパティの値が、サポートされている有効な値に設定されている場合、エンコーダーは、このプロパティで設定された値に対応する処理速度を返すはずです。 CODECAPI_AVEncMPVDefaultBPictureCount 属性が指定されていない場合は、B フレーム既定値の 0 が使用されます。
アプリケーションでは、下位 28 ビットのみを使用する必要があります。 上位 4 ビットは将来の利用のために確保されています。 アプリケーションでは上位 4 ビットを無視するものとし、MFT で上位 4 ビットを 0 に設定する必要があります。
要件
要件 | Value |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 8.1 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2012 R2 [デスクトップ アプリ | UWP アプリ] |
ヘッダー |
|
関連項目