MF_READWRITE_MMCSS_CLASS_AUDIO属性
ソース リーダーまたはシンク ライターのオーディオ処理スレッドの マルチメディア クラス スケジューラ サービス (MMCSS) クラスを指定します。
データ型
LPWSTR
取得/設定
この属性を取得するには、 IMFAttributes::GetString を呼び出します。
この属性を設定するには、 IMFAttributes::SetString を呼び出します。
解説
必要に応じて、 ソース リーダー または シンク ライターのインスタンスを作成するときに、この属性を設定します。 属性の値は、有効な MMCSS クラス名である必要があります。
この属性が設定されている場合、ソース リーダーまたはシンク ライターは、指定した MMCSS クラスにオーディオ処理スレッドを登録します。 MMCSS を使用すると、ソース リーダーまたはシンク ライターでのデータ処理が他のシステム タスクよりも優先されます。
オーディオ スレッドの基本優先度を指定するには、 MF_READWRITE_MMCSS_PRIORITY_AUDIO 属性を設定します。 その属性が設定されていない場合、オーディオ スレッドの基本優先度は 0 です。
この属性は、オーディオ処理スレッドの MF_READWRITE_MMCSS_CLASS 属性をオーバーライドします。 どちらの属性も設定されていない場合、オーディオ スレッドは MCSS に登録されません。
ほとんどのアプリケーションでは、オーディオの不具合は、ビデオの不具合よりもユーザーにとってはるかに顕著であるため、受け入れにくいです。 このため、アプリケーションでは通常、MF_READWRITE_MMCSS_CLASSよりも優先度の高い MMCSS クラスにMF_READWRITE_MMCSS_CLASS_AUDIOを設定 する必要があります。 これにより、オーディオ処理の優先度が他のタスクよりも高くなります。
要件
要件 | 値 |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 8 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows Server 2012 [デスクトップ アプリ |UWP アプリ] |
ヘッダー |
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関連項目