IMR_DOCUMENTFEED通知コード
選択した IME にアプリケーションから変換された文字列が必要になったときに、アプリケーションに通知します。 アプリケーションは、次に示すようにパラメーターを設定した WM_IME_REQUEST メッセージを介してこのコマンドを受け取ります。
LRESULT IMR_DOCUMENTFEED
パラメーター
-
Wparam
-
[IMR_DOCUMENTFEED] に設定します。
-
Lparam
-
RECONVERTSTRING 構造体を格納するバッファーへのポインター。
戻り値
現在の再変換文字列構造を返します。 lParam が NULL に設定されている場合、アプリケーションは構造体を保持するためにバッファーに必要なサイズを返します。 成功しなかった場合、コマンドは 0 を返します。
解説
IME は、変換精度を高めるために変換された文字列をキャッシュします。 IME のキャッシュ制限の 1 つは、次の状況で変換された文字列が失われることです。
- アプリケーションのキャレット位置は、カーソル キーなどのキーによって移動されます。
- アプリケーションのキャレット位置はマウスで移動します。
- 新しいドキュメントが開きます。
IMR_DOCUMENTFEED コマンドを使用すると、IME はキャッシュされた文字列をいつでも更新できます。 このコマンドを使用すると、変換の精度が向上します。
必要条件
| 要件 | 値 |
|---|---|
| サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
| サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
| ヘッダー |
|
関連項目