デバイス コンテキストの保存、復元、リセット
次の関数を使用すると、アプリケーションでデバイス コンテキストの保存、復元、リセットを行うことができます: SaveDC、 RestoreDC、 ResetDC。 SaveDC 関数は、特殊な GDI スタックに、現在の DC のグラフィック オブジェクトとその属性、およびグラフィック モードを記録します。 描画アプリケーションは、ユーザーが描画を開始する前にこの関数を呼び出し、ユーザーにクリーンスレートを提供するアプリケーションの元の状態を保存できます。 この元の状態に戻るために、アプリケーションは RestoreDC 関数を呼び出します。
プリンターの DC データをリセットするために ResetDC が用意されています。 アプリケーションはこの関数を呼び出して、用紙の向き、用紙サイズ、出力倍率、印刷する部数、用紙ソース (またはビン)、両面モードなどをリセットします。 通常、ユーザーがプリンター オプションの 1 つを変更し、システムが WM_DEVMODECHANGE メッセージを発行した後、アプリケーションはこの関数を呼び出します。