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色の値

色は、赤、緑、青の 3 つの原色の組み合わせとして定義されます。 システムは、色の成分の強度を指定する 3 つの 8 ビット値で構成されるカラー値 (RGB トリプレットとも呼ばれる) を与えることによって色を識別します。 黒は赤、緑、青の最小強度なので、黒の色の値は (0, 0, 0) です。 白は赤、緑、青の最大強度を持つため、色の値は (255、255、255) です。

Note

イメージのカラー マッチングが有効になっている場合、色の定義と色の値の意味は、デバイス コンテキストに現在設定されている色空間の種類によって異なります。

 

システムとアプリケーションでは、 COLORREF 型のパラメーターと変数を使用して、色の値を渡して格納します。 たとえば、EnumObjects 関数は、LOGPEN 構造体の lopnColor メンバーを色の値に設定することで、各ペンの色を識別します。 アプリケーションでは、それぞれ GetRValue、GetGValue、および GetBValue マクロを使用して、色の値から赤、緑、青の各コンポーネントの個々の値を抽出できます。 アプリケーションでは、 RGB マクロを使用して、個々のコンポーネント値から色の値を作成できます。 論理パレットを作成または調べるときに、アプリケーションは RGBQUAD 構造体を使用して色の値を定義し、個々のコンポーネント値を調べます。