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JET_DBINFOUPGRADE 構造体

適用対象: Windows |Windows Server

JET_DBINFOUPGRADE 構造体

JET_DBINFOUPGRADE構造体には、データベースのアップグレード状態に関する情報が保持されます。 この値は、JET_DBINFOUPGRADEが JetGetDatabaseInfo または JetGetDatabaseFileInfo に渡された場合にのみ取得されます。 この構造は、データベース エンジンの現在のオペレーティング システム バージョンでは必要ありません。

    typedef struct {
      unsigned long cbStruct;
      unsigned long cbFilesizeLow;
      unsigned long cbFilesizeHigh;
      unsigned long cbFreeSpaceRequiredLow;
      unsigned long  cbFreeSpaceRequiredHigh;
      unsigned long csecToUpgrade;
      union {
        unsigned long ulFlags;
        struct {
          unsigned long fUpgradable  :1;
          unsigned long fAlreadyUpgraded  :1;
        };
      };
    } JET_DBINFOUPGRADE;

メンバー

cbStruct

JET_DBINFOUPGRADE構造体のサイズ (バイト単位) に設定します。

cbFilesizeLow

データベースの現在のファイル サイズを反映する低 い DWORD

cbFilesizeHigh

データベースの現在のファイル サイズを反映する高 い DWORD

cbFreeSpaceRequiredLow

インプレース アップグレードに必要な推定空きディスク領域の低 い DWORD

cbFreeSpaceRequiredHigh

インプレース アップグレードに必要な推定空きディスク領域の高 い DWORD

csecToUpgrade

アップグレードに必要な推定時間 (秒単位)。

ulFlags

0 個以上のフラグで構成されたビット フィールド: fUpgradablefAlreadyUpgraded

fUpgradable

データベースはアップグレード可能です。

fAlreadyUpgraded

データベースが現在のデータベース形式にアップグレードされます。

解説

JET_DBINFOUPGRADE構造体は、JetGetDatabaseInfo または JetGetDatabaseFileInfo の呼び出しによって設定されます。 関数が成功しない場合、構造体の内容は未定義です。

必要条件

要件

Client

Windows Vista、Windows XP、または Windows 2000 Professional が必要です。

[サーバー]

Windows Server 2008、Windows Server 2003、または Windows 2000 Server が必要です。

Header

Esent.h で宣言されています。

参照

JET_ERR
JET_GRBIT
JET_SESID
JET_TABLEID
JetGetIndexInfo
JetGetObjectInfo
JetGetTableIndexInfo
JetGetTableInfo