追加のイベント トレース データの取得
イベント トレース セッションを開始したら、 TraceSetInformation を 使用して、追加のイベント トレース データを返すようにシステムに指示できます。 追加情報は、関連するイベント トレースの拡張データ セクションに配置されます。
次の手順では、 TraceSetInformation 関数を使用して、イベント トレース セッションから追加のデータを取得する方法について説明します。
追加のイベント トレース データを取得するには
StartTrace の呼び出しでセッションを 開始します。
詳細については、「 イベント トレース セッションの構成と開始」を参照してください。
TraceSetInformation を呼び出して、追加のイベント トレース データを設定します。
ClassInformation パラメーターのEVENT_INFO_CLASS列挙を使用して、取得する追加情報を記述します。 次の例では、StartTrace の呼び出しから返されたセッション ハンドルと、EVENT_INFO_CLASSから TraceProviderBinaryTracking 値を使用して TraceSetInformation を呼び出す方法について説明します。
BOOLEAN enabled = TRUE; Win32Error error = TraceSetInformation( m_sessionHandle, TraceProviderBinaryTracking, &enabled, sizeof(enabled));
または、 TraceQueryInformation を使用して、現在のイベント トレース セッション設定に関する情報を取得できます。
TraceSetInformation と同様に、TraceQueryInformation は EVENT_INFO_CLASS 列挙を使用して、システムから取得する情報を記述します。