次の方法で共有


FileIo_SimpleOp クラス

このクラスは、単純なファイル操作イベントのイベントの種類クラスです。

次の構文は、MOF コードから簡略化されています。

構文

[EventType{65, 66, 73}, EventTypeName{"Cleanup", "Close", "Flush"}]
class FileIo_SimpleOp : FileIo
{
  uint32 IrpPtr;
  uint32 TTID;
  uint32 FileObject;
  uint32 FileKey;
};

メンバー

FileIo_SimpleOp クラスには、次の種類のメンバーがあります。

プロパティ

FileIo_SimpleOp クラスには、これらのプロパティがあります。

FileKey

データ型: uint32

アクセスの種類: 読み取り専用

修飾子: WmiDataId(4)、ポインター

ファイル名を確認するには、このプロパティの値を FileIo_Name イベントの FileObject プロパティと一致させます。

FileObject

データ型: uint32

アクセスの種類: 読み取り専用

修飾子: WmiDataId(3) ポインター

ファイルの作成イベントと閉じるイベントの間で、開いている同じファイル オブジェクト インスタンスに操作を関連付けるために使用できる識別子。

IrpPtr

データ型: uint32

アクセスの種類: 読み取り専用

修飾子: WmiDataId(1)、ポインター

IO 要求パケット。 このプロパティは、IO アクティビティを識別します。

TTID

データ型: uint32

アクセスの種類: 読み取り専用

修飾子: WmiDataId(2)、ポインター

操作を実行しているスレッドのスレッド識別子。

解説

Cleanup イベントは、ファイルの最後のハンドルが閉じられたときにログに記録されます。 Close イベントは、ファイル オブジェクトが解放されることを指定します。 Flush イベントは、ファイル バッファーがディスクに完全にフラッシュされるタイミングを指定します。

必要条件

要件
サポートされている最小のクライアント
Windows Vista [デスクトップ アプリのみ]
サポートされている最小のサーバー
Windows Server 2008 [デスクトップ アプリのみ]

関連項目

FileIo