Server-Side 構成ユーザー インターフェイス
COM インターフェイス IEAPProviderConfig を実装して、サーバーの構成 UI を実装します。 この COM インターフェイスは IUnknown から派生し、IEAPProviderConfig::Initialize、IEAPProviderConfig::ServerInvokeConfigUI、IEAPProviderConfig::Uninitialize の 3 つのメソッドを追加します。
UI はリモート管理をサポートする必要があります。 つまり、UI はサーバー上で認証プロトコルを構成しますが、UI 自体が別のコンピューターで実行されている可能性があります。 リモート管理をサポートするには、UI コードを、実際に構成を実行するコードから分離します。 構成コードは、認証プロトコルが実行されているサーバー上に存在します。
構成 UI オブジェクトのクラス識別子 (CLSID) は、値名 が RAS_EAP_VALUENAME_CONFIG_CLSID のレジストリに配置する必要があります。 詳細については、「 認証プロトコル レジストリ値」を参照してください。
ユーザーが [ルーティングと RAS] の [プロパティ] ダイアログ ボックスで認証プロトコルの [構成] ボタンをクリックすると、システムは、この認証プロトコルのRAS_EAP_VALUENAME_CONFIG_CLSID値がレジストリに存在するかどうかを確認します。 その場合、COM は構成 UI オブジェクトをインスタンス化します。 システムがレジストリでRAS_EAP_VALUENAME_CONFIG_CLSIDを見つけられない場合に、システムが Directory Services (DS) にアクセスできる場合、システムはクラス ストアからオブジェクトのインスタンス化を試みます。
ユーザーが複数のマシンに同時に接続されている場合、複数の構成 UI オブジェクトがインスタンス化されます。