ドメイン ネーム システム
目的
Microsoft Windows のロケーター サービスであるドメイン ネーム システム (DNS) は、IP ベースのネットワーク上のコンピューターを検索する業界標準のプロトコルです。 インターネットや Windows ネットワークなどの IP ネットワークは、データを処理するために番号ベースのアドレスに依存します。 ただし、ユーザーは名前アドレスをより簡単に記憶できるため、わかりやすい名前 (など www.microsoft.com
) を、ネットワークが認識できるアドレス (207.46.131.137 など) に変換する必要があります。
該当する場合
Windows と Active Directory では DNS が使用されます。 DNS はインターネットと Active Directory のプライマリ ロケーター サービスであるため、DNS は Windows および Active Directory の基本サービスと見なされます。
対象となる開発者
Windows には、プログラムによる DNS クエリ、レコード比較、名前検索など、アプリケーション プログラマが DNS を使用できるようにする関数が用意されています。
プログラミング可能な DNS コンポーネントは、C/C++ 用として設計されています。 ネットワークおよび DNS に関する知識が必要です。 プログラマは、IP プロトコル スイートと DNS プロトコルと DNS 操作に精通している必要があります。
実行時の要件
DNS は、インターネット互換ロケーター サービスを必要とするすべての IP ネットワークで使用されます。 ただし、DNS API には Windows 2000 以降が必要です。
このセクションの内容
トピック | 説明 |
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DNS 標準ドキュメント |
パブリック DNS 標準ドキュメントへのリンク。 |
DNS について |
DNS に関する一般的な情報。 |
DNS リファレンス |
DNS のリファレンス ドキュメント。 |
DNS WMI プロバイダー |
DNS WMI プロバイダーの一般的な情報とリファレンス ドキュメント。 |
用語集 |
DNS 用語と定義の用語集。 |