WST コーデック フィルター
[このページに関連付けられている機能 DirectShow は、従来の機能です。 MediaPlayer、IMFMediaEngine、Media Foundation のオーディオ/ビデオ キャプチャに置き換わりました。 これらの機能は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、DirectShow ではなく Media Foundation で MediaPlayer、IMFMediaEngine、Audio/Video Capture を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、レガシ API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き換えるよう提案しています。]
重要
このコンポーネントは、Windows Vista 以降のオペレーティング システムから削除されています。 Microsoft Windows 2000、Windows XP、および Windows Server 2003 オペレーティング システムで使用できます。
Windows Vista 以降では、このフィルターは VBICodec フィルターに置き換えられます。これは、Microsoft TV Technologies のドキュメントに記載されています。
World Standard Teletext (WST) は、PAL アナログ テレビ信号で VBI を使用するデータ伝送のヨーロッパ標準です。 この標準を使用して、キャプションとデータ サービスの両方が提供されます。 WST コーデックは、生の VBI サンプルを受信し、必要に応じて Tee/Sink-to-Sink Converter フィルターを介してキャプチャ フィルターからデコードされた Teletext サンプルを受け取るカーネル モード フィルターです。 このコーデックは、 WST デコーダー フィルターのデコードおよび前方エラー修正 Teletext データをデコードまたは複製します。 WST コーデックは NTSC 伝送のための CC デコーダー フィルタに対応します。 WST デコーダーは NTSC の 21 行目デコーダー に対応しています。これらのフィルターは、オーバーレイ ミキサーまたはビデオ ミキシング レンダラーに送信されるビットマップを作成します。
このフィルタには、VBI と HWCC の 2 つの入力ピンがあります。 VBI ピンは生の VBI データに使用され、ハードウェアでキャプチャ フィルターによって VBI デコードが実行されるときに HWCC ピンが使用されます。 データが HWCC ピンで受信されると、WST コーデックは "パススルー" モードで動作し、データを処理せずに WST デコーダーに直接送信します。 キャプチャ フィルターが HWCC ピンを公開する場合は、WST コーデックの対応するピンに直接接続する必要があります。
WST コーデック フィルターは、"WDM ストリーミング VBI コーデック" フィルター カテゴリ (AM_KSCATEGORY_VBICODEC) に表示されます。
これはカーネル モード フィルターであるため、アプリケーションは CoCreateInstance を使用して直接作成することはできません。 代わりに、 システム デバイス列挙子を使用します。 詳細については、「 Kernel-Mode フィルターの作成」を参照してください。
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