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手順 6. ダイアログを初期化する

[このページに関連付けられている機能 DirectShow は、従来の機能です。 MediaPlayerIMFMediaEngine、および Media Foundation のオーディオ/ビデオ キャプチャに置き換わりました。 これらの機能は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、DirectShow ではなく Media Foundation で MediaPlayerIMFMediaEngineAudio/Video Capture を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]

ダイアログを初期化するには、 CBasePropertyPage::OnActivate メソッドをオーバーライドします。 この例では、プロパティ ページはスライダー コントロールを使用するため、 OnActivate の最初の手順は共通コントロール ライブラリを初期化することです。 次に、 メソッドは、フィルターの彩度プロパティの現在の値を使用してスライダー コントロールを初期化します。

HRESULT CGrayProp::OnActivate(void)
{
    INITCOMMONCONTROLSEX icc;
    icc.dwSize = sizeof(INITCOMMONCONTROLSEX);
    icc.dwICC = ICC_BAR_CLASSES;
    if (InitCommonControlsEx(&icc) == FALSE)
    {
        return E_FAIL;
    }

    ASSERT(m_pGray != NULL);
    HRESULT hr = m_pGray->GetSaturation(&m_lVal);
    if (SUCCEEDED(hr))
    {
        SendDlgItemMessage(m_Dlg, IDC_SLIDER1, TBM_SETRANGE, 0,
            MAKELONG(SATURATION_MIN, SATURATION_MAX));

        SendDlgItemMessage(m_Dlg, IDC_SLIDER1, TBM_SETTICFREQ, 
            (SATURATION_MAX - SATURATION_MIN) / 10, 0);

        SendDlgItemMessage(m_Dlg, IDC_SLIDER1, TBM_SETPOS, 1, m_lVal);
    }
    return hr;
}

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フィルター プロパティ ページの作成