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デコーダーボリュームコントロール

[このページに関連付けられている機能 DirectShow は、従来の機能です。 MediaPlayerIMFMediaEngine、および Media Foundation のオーディオ/ビデオ キャプチャに置き換わりました。 これらの機能は、Windows 10とWindows 11用に最適化されています。 新しいコードでは、可能であれば、DirectShow ではなく Media Foundation で MediaPlayerIMFMediaEngineAudio/Video Capture を使用することを強くお勧めします。 Microsoft は、従来の API を使用する既存のコードを、可能であれば新しい API を使用するように書き直すよう提案しています。]

アプリケーションは、 IBasicAudio インターフェイスを介してオーディオ ボリュームを制御します。 KSProxy には IBasicAudio インターフェイス ハンドラーが用意されています。 デコーダーが KSProxy のボリューム コマンドを処理するには、セットアップ スクリプトにいくつかのレジストリ キーを追加し、 KSPROPSETID_Wave プロパティ セットをサポートする必要があります。

ドライバーの新しいレジストリ キーをいくつか作成します。

HKLM\SYSTEM\
  CurrentControlSet\Control
    DeviceClasses
      (decoder guid, eg 2721AE....)
        (Pnp id, eg ##?#VDGENDEV#...)
          #GLOBAL
            Device Parameters
              CLSID      REG_SZ   {17CCA...}
                FriendlyName   REG_SZ   WDM DVD Driver
                  Interfaces <--- create this key
                  {b9f8ac3e-0f71-11d2-b72c-00c04fb6bd3d} // Create this key.
    MediaInterfaces
      {b9f8ac3e-0f71-11d2-b72c-00c04fb6bd3d} // Create this key.
        (default)  REG_SZ   'KsProxy IBasicAudio handler' // Set this value.
        IID        REG_SZ   56 a8 68 b3 0a d4 11 ce b0 3a 00 20 af 0b a7 70 
                            // Create this key.

ボリューム制御を実装するには、ドライバーで KsProperty.Id = KSPROPERTY_WAVE_VOLUMEと共に、KSPROPSETID_Waveもサポートする必要があります。 このプロパティは、 IKsPropertySet::Get メソッドと IKsPropertySet::Set メソッドを介してドライバーに渡されます。 LeftAttenuation フィールドと RightAttentuation フィールドでは、0x0000から0xffffまでの線形値として、左右のスピーカー ボリュームを指定します。

デコーダーのインターフェイスと仕様