方法: コマンド リストを再生する

コマンド リストは、レンダリング コマンドの記録された一覧です。 コマンド リストを使用して描画コマンドを事前に記録し、後で再生します。 このトピックでは、 コマンド リストを再生する方法について説明します。 コマンド リストを使用して、レンダリング タスクをスレッド間で分割できます。

このセクションでは、コマンド リストを再生する方法について説明します。 コマンド リストの記録については、「 方法: コマンド リストを記録する」を参照してください。

コマンド リストを再生するには

• ID3D11DeviceContext::ExecuteCommandList を呼び出し、有効な ID3D11CommandList オブジェクトを渡します。

  if(g_pd3dCommandList)
  {
      g_pImmediateContext->ExecuteCommandList(g_pd3dCommandList, TRUE);
  }
  

記録されたコマンドをグラフィックス処理装置 (GPU) で実行するには、ExecuteCommandList を即時コンテキストで実行する必要があります。 即時コンテキストを使用してコマンドを GPU にフィードして実行し、遅延コンテキストを使用して再生用のコマンドを別のコマンド リストに記録します。 ExecuteCommandList を別の遅延コンテキストに呼び出すと、"マージされた" 遅延コマンド リストが作成されます。 マージされた遅延コマンド リストでコマンドを実行するには、即時コンテキストでコマンドを実行する必要があります。

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