WM_HSCROLLCLIPBOARD メッセージ
クリップボード ビューアー ウィンドウからクリップボードの所有者に送信されます。 これは、クリップボードに CF_OWNERDISPLAY 形式のデータが含まれており、クリップボード ビューアーの水平スクロール バーでイベントが発生した場合に発生します。 所有者は、クリップボード イメージをスクロールし、スクロール バーの値を更新する必要があります。
#define WM_HSCROLLCLIPBOARD 0x030E
パラメーター
-
wParam
-
クリップボード ビューアー ウィンドウへのハンドル。
-
lParam
-
lParam の下位ワードは、スクロール バーのイベントを指定します。 このパラメーターには、次の値のいずれかを指定できます。 lParam の下位ワードが SB_THUMBPOSITION の場合、lParam の上位ワードは、スクロール ボックスの現在の位置を指定します。それ以外の場合、上位ワードは使用されません。
Value 意味 - SB_ENDSCROLL
- 8
スクロールを終了します。 - SB_LEFT
- 6
左上にスクロールします。 - SB_RIGHT
- 7
右下にスクロールします。 - SB_LINELEFT
- 0
1 単位ずつ左にスクロールします。 - SB_LINERIGHT
- 1
1 単位ずつ右にスクロールします。 - SB_PAGELEFT
- 2
ウィンドウの幅だけ左にスクロールします。 - SB_PAGERIGHT
- 3
ウィンドウの幅だけ右にスクロールします。 - SB_THUMBPOSITION
- 4
絶対位置にスクロールします。 現在の位置は、上位ワードで指定されます。
戻り値
アプリケーションでこのメッセージを処理する場合は、0 を返す必要があります。
解説
クリップボード所有者は、ScrollWindow 関数を使用して、クリップボード ビューアー ウィンドウでイメージをスクロールし、適切な領域を無効にすることができます。
要件
要件 | Value |
---|---|
サポートされている最小のクライアント |
Windows 2000 Professional [デスクトップ アプリのみ] |
サポートされている最小のサーバー |
Windows 2000 Server [デスクトップ アプリのみ] |
ヘッダー |
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関連項目
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リファレンス
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Conceptual
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その他のリソース